のれん誌 夏号 No.626 2010年6月発行
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 甘辛のれん会は昭和27年1月(1952)に、飲食品をつくり、販売をする者が連合して其の名声をあげる為に結ばれた集団です。先人より受け継いだ「食文化」を大切に守り、次代に引き継ぐべく大阪府・兵庫県の老舗が中心となって結成されました。

 その為の“PR誌”をということで、創立と同時に<のれん>を創刊いたしました。以来、食品についての情報を皆様に提供し、よりよい食文化の発展に努めてまいりました。その間永年に亘って、主に関西を中心に多数の方々にご愛読いただきました。2004年第603号をもちまして1年間の充電期間をいただきましが、時代のニーズに合わせて、インターネットで再度お目にかかることになりました。宜しくお願い申し上げます。

花物語 ― 夾竹桃<きょうちくとう>
 
夾竹桃の花が咲くと、亡夫のことが思い出され胸が騒ぐ。
 もともと主人の家系は石川県出身なので、お盆はお墓参りに行くのが、毎年の行事になっていた。新婚時代は二人で、北陸道を渋滞に巻き込まれながらも、楽しくドライブ気分で走った思い出。長男が生まれ、二男が生まれ、そして長女と、当たり前のことながら、家族に恵まれ幸せを車にいっぱい積んで、金澤を足がかりにしての家族旅行を楽しんだ。>続きを読む
 

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甘辛のれん会のご紹介
 昭和27年1月に甘辛のれん会が発足いたしました。
「甘辛のれん会は、飲食品をつくり、販売する者が、連合して其の名声をあげる為の集団」と、会則にきめられてありますように、其の名を大切にする集団であります。
 関西では、親子三世代に亘ってご利用いただいているのは、よく聞く声でございますが、
「のれん」誌という小冊子よりインターネットに転換して以降、全国的に関心をもっていただくようになり、大変ありがたく御礼申し上げます。
 改めて甘辛のれん会について、ご紹介させていただきます。>続きを読む
老舗物語
米忠味噌株式会社
 宝歴年間より大阪江戸堀にて米屋を営み、その後文政三年初代忠助が味噌醸造を専業に手がけるようになり、以来、米忠味噌と名付けて、食い倒れ大阪のお客様がたに愛好されている。大正・昭和・平成と引き続き、陛下ご来阪の砌には、ご食膳にのぼる光栄を得ている。>続きを読む

旬の味 ― 桜鯛

 土用は四季の終わりに各18日ずつ配当されており、それぞれの入りの日が暦に記載されている。(1月17日、4月17日、7月20日、10月20日頃)これは、五行説によって春は木、夏は火、秋は金、冬は水に当てられ、土に当たる季節がないため、四季の終わりに分けられた。普通土用といえば夏の土用をさすが、この時期が一年のうちで、最も暑く、強い印象を与えるからとされている。
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