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旬の味 ― 精進料理
「暑さ寒さも彼岸まで」昔から人々は彼岸を待ちつづけた。
寒さに耐えて春の彼岸を待ち、暑さに耐えて秋の彼岸を待つ。
所謂仏教において「生死を以って此岸とし、涅槃を彼岸とす」とあり、祖先のみたまをまつり、精進料理をつくった。
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老舗物語 ― 大寅
明治9年の創業以来、約130年、蒲鉾一筋に、老舗の味を守り続けてきた伝統の味は、特選された材料に、さらに吟味を重ね、丹精をこめて出来あがった大阪の味である。
大阪蒲鉾の代表といわれている大寅は四季折々の風情に合わせ、さわやかな豊かな味わいを感じさせる逸品をつくり続けてきた。
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老舗物語 ― 純大阪寿司 吉野
天保12年創業。頑固なまでに大阪寿司にこだわり続けて約155年になる。
大阪寿司の代表は言うまでもなく箱寿司である。押し型にシャリを入れて、その上に小鯛、穴子、椎茸などを並べ、軽く押して仕上げる。にぎり寿司と違って、大阪寿司はふた口、み口と分けて口に入れるので、すしめしには特に気をつけている。
「大阪寿司はめしに六分の味」と言われるくらいに、タネ以上に寿司めしの味に重きをおいている。
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花びらのひとり言 ― 菊
わたしは菊のはなびらです。わたしの主人は比較的大きな花、豪華な花を好みます。そして、赤、黄、白色を好みます。
菊は見るも豪華な大菊、姿は個性豊かな中菊、可憐な小菊、古来その香りと気品あふれる高貴な花として人々から親しまれ愛好されています。
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のれんメール
変わりなきご愛顧を賜りまして有難う御座います。殊のほか暑かった夏をやっとのり越えて、一息つけたのも束の間、残暑に耐えながらも、お彼岸を待ち望み、気がつけば秋らしさにホットして、秋の風情を楽しむ間もなく慌ただしい年末へと移り変ります。この時期の移ろいは心に沁みるような無情を感じさせられます。
これからの季節は、野外に、家庭の団欒に、或いは社交の場にと食を伴う機会が多くなりますが、その節はなにとぞ、甘辛のれん会加盟店の老舗の品をご用命の程お願い申し上げます。
甘辛のれん会 大寅・主人 小 谷 公 穂
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